“ほぼ”デイリーシネマ

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私が映画をケナさない4つの理由

さて、いまさらながら菊地成孔さんのラ・ラ・ランド評を拝読しました(長文だったのでななめ読みではありますが)。

菊地さんの評論は辛口ながらも的を得ていますし、褒めるべきところは褒めています。そして何よりジャズの専門知識を生かした楽曲についての言及は、菊地さんならではの語り口で、記事としてとてもバリューの高いものでした。

ただ、やはり気になったのは厳しすぎる意見。

私は映画のレビューを書く際、意識して肯定的な意見を書くようにしています。しかしこれは「つまらない映画を嘘をついておもしろい映画だと書いている」のとはワケが違います。

この記事では何故私が映画を貶さず褒めるのか、その理由を書いていきます。

目次

 

理由1.そもそも自分が楽しめなさそうな映画は見ない

当然のことですが私は、予告や前情報を見て面白くなさそうと思った映画は見に行きません。

実写版進撃の巨人が公開された時(される前から)、SNSやブログ、匿名掲示板などさまざまな場所で実写版進撃叩きが行われました。

批判する意見で多かったのは「原作改変がひどい」みたいな内容のものですが、そもそも実写版オリジナル設定があるのは予告などを見たらわかるじゃないですか。

文句をつけたくなるポイントがあるのを知ってて映画を見て、「この映画は原作改変してるからクソ!」と言うような行為は、叩くために映画を見ているのと等しく、そんなことを私はやりたくありません。

だから私は実写版進撃は見ていませんし、ボロカスにこき下ろしもしていません。

理由2.映画の面白さは見る側の視点次第で変わる

実写版進撃は死ぬほどこきおろされる結果になりましたが、「樋口真嗣の特撮」という視点から見れば素晴らしいという意見もあります。

映画は総合芸術と呼ばれるだけあり、演技、音楽、脚本、美術、撮影,etc…と注目すべきポイントは数え切れぬほどあります。

映画を完成度だけで点数付けすれば、10本中9本はだめな映画になってしまうかもしれません。しかし、完成度だけではなく細部にも目を向ければ10本中10本すべて良い映画と思えてきます。

理由3.製作者と映画業界への配慮とリスペクト

汗水垂らして作った作品をボロクソ言われたら、たとえ正論でも悲しいんです。私自身ブログという場である種の表現をしている立場ですが、ボロクソ言われるくらいなら黙ってブラウザバックしてもらったほうがマシです。

だからこそ褒めるべき点が少しでもあれば、私はその映画を良い映画だと思います。

また私が酷評したせいで、映画館に足を運ぶ人が減れば、それは僅かなら映画業界の衰退に繋がります(そんな影響力はないとは思いますが)。映画が好きだからこそ、否定的な意見は書きづらくなるんです。

理由4.映画のお仕事が欲しい

以上の理由から私もゆるは映画を酷評しないことがおわかりいただけたかと思います。

もしこれを読んだ編集者やwebメディア関係者の方がいらっしゃって、映画ライターを探しているのなら、コイツなんてどうでしょうか。馬車馬のように働きますよ。

まとめ

私自身は映画を褒めるスタンスで通していますが、もちろん言論の自由は保障されていますから、映画を貶す人を攻撃したりはしません。

ただ映画というのは完成度だけでは語れないということが伝われば幸いです。

これからも読者のみなさんの映画鑑賞がよりいいものになるような記事が書けるよう、一層精進して参ります!

※実写版進撃の巨人をまるでダメな映画の代表のように扱ってしまったことをお詫びいたします。