【映画エッセイ】ポップコーンとジュースのジレンマ
どうも、もゆるです。
本日から公開の「ゴースト・イン・ザ・シェル」を見に行ったので、本当なら今日の記事は実写版「GIS」についての話をするはずでした。
しかしながら、大変不甲斐ないことにほとんど寝ずに映画館に足を運んだせいで数年に一度の大爆睡をやらかしてしまい、中盤一時間ほどの記憶がありません。
いや、どんな映画かは把握できたんですけど、さすがにこの状態でレビューなんて書くのはどうかと思うので今日は映画館での鑑賞について、日頃感じていることをだらだら書いてみます。
目次
映画館とポップコーン
「映画館といえばポップコーン」と断言しても異議を唱える方はあまりいないでしょう。劇場に行けばだいたい券売機にできた列と同じ程度には、飲食物売り場にも行列ができているものです。
かくいう私も月1くらいのペースであのポップコーンが恋しくなって、つい買ってしまいます。だっておいしいじゃないですか、ポップコーン。
でもポップコーン自体はおいしくても、ポップコーンを買うと映画鑑賞上で様々な問題が発生するんですよね。
たとえば音楽や台詞が少ない静かな映画の時にポップコーンなんて買おうものなら、まずポップコーンを満足に食べられません。きっと物音ひとつないシーンでボリボリポップコーンをパクつけるような人間なら、人生を楽しく謳歌できるんでしょうね。
映画館とトイレ
“礼儀の質問だ、前を失礼する。ケツと息子どっちを向けようか”
味の濃いスナックを食べるとなれば当然なんらかの飲み物は欠かせないわけですが、ここで映画館における飲食最大の問題にぶち当たります。
それは尿意。
汚い話で申し訳ありませんが、でも鑑賞中のトイレって切実な問題じゃないですか。私は映画鑑賞の際はだいたい劇場の中央(いわゆるスイートスポット)の席をとるんですが、もうそんな席座ったらトイレなんていけませんよ。自分だって集中して映画見てる時に前を横切られたら嫌ですもん。
かといって、トイレに行きやすい端の席をとるのかと言われればそれも否。端の席だと微妙にスクリーンが歪んで見えますし、やっぱり折角劇場で鑑賞するならいい席で見たいのです。あとそもそも、面白い映画はトイレに行くタイミングを与えてくれないので、端の席にいてもトイレに行けないんですよね。
劇場への提案
現在多様な映画体験をお客さんに提供するため、劇場には4DXや3DまたIMAXなど様々な劇場フォーマットが存在しています。
そこで新たな劇場フォーマットのひとつとして提案したいのが、完全個室型劇場。
「一蘭」というラーメン屋には味集中カウンターと呼ばれる、仕切りで区切られたカウンター席があります。お客さんは左右の人を気にせず好きにラーメンが食べられて、文字通り味に集中できるカウンターなわけです。
完全個室型劇場もこの味集中カウンターと同じような発想で、映画館の座席を仕切りで区切っちゃいます(音響で問題が発生するでしょうがそれは置いておきましょう)。
さらにその上で、それぞれの個室に簡易トイレを設置!(!)
これでみんな気兼ねなくポップコーンも買えますし、ドリンクも飲めます。一人当たりの鑑賞料金は上がるはずですがそれでも需要はあるは……
ないですね。
書いてる途中で考えの無茶さに気づきました。ごめんなさい。
でもせめてもう少し前後の席の感覚を開けてくれれば、中央の席でも出入りが楽になってトイレに行きやすくなるんですけどね。
さいごに
このエッセイを書くにあたって「映画館 トイレ」で検索をかけたところ、一日前のこんなニュースを見つけました。
どういうこっちゃねん!
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