日曜洋画劇場の終焉とフジのアナ雪放送から憂う映画の未来
管理社会SFブーム到来?じゃあガン=カタの時間だ!「リベリオン」レビュー
近頃書店に足を運ぶとよくオーウェルの『1984年』が平積みにされているのを見かけます。なんでもトランプの大統領就任を受けてディストピアSFがブームになっているとか。
全文表示 | 小説『1984年』米国で売り上げ1位 トランプに「反ユートピア」見る米国民 : J-CASTニュース
というわけで、流れに便乗してディストピアSF映画で特集を組んでみたいと思います(決してブログのネタに困ったわけではありません。あと取り上げてほしい作品があれば随時コメントなどください)。
さてディストピアSF映画特集第1弾、取り上げる作品は「リベリオン」。
※ネタバレは控えましたが、一部映画後半のシーンに言及しています。ただ読んでも映画の面白さにそこまで影響はないと思われます。
もくじ
続きを読む「ラ・ラ・ランド」を鑑賞後、どうしても見てほしい「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
泣けないほどに悲しい映画
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」はまさしくそんな映画です。
みなさんどうも、読者登録数もアクセス数も伸び始めて大変光栄です。
「ラ・ラ・ランド」見ましたか? 私はCMを見るたびリピートしたい欲を揺さぶられる毎日を過ごしております。
今日紹介するのは「ダンサー・イン・ザ・ダーク」、落ち込む映画界のマイク・タイソンですよ、これ。
この記事では「ラ・ラ・ランド」と「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の持つ思わぬ共通点について考察し、あわよくば読者のみなさんになかなか見る機会の無いド鬱映画を見てもらおうと思います。
もくじ
- あらすじ
- 泣けないミュージカル映画
- ミュージカルは嘘くさい、妄想としてのミュージカル
- 選択に伴う痛み
- 同じ内容を正反対の手法で語る
- まとめ
「最後の追跡」は西部劇初心者にこそ見てほしい激シブ映画だ!
地平線まで続く何もない荒野。さびれた町、照りつける太陽。そして保安官とインディアン。古典的ジャンルである西部劇を、どこまでもプリミティブな形で現代に蘇らせた傑作、それが「最後の追跡」だ。
Netflixオリジナルコンテンツが4作品もノミネートされた89回アカデミー賞。
この記事で紹介する「最後の追跡」は、残念ながら受賞までは至りませんでしたが、今作の持つ根本的な地味さを考えればノミネートされただけでも善戦と言えるでしょう。
もくじ
- あらすじ
- 貧困がテーマなのか? 格差の固定化の話なのか?
- テキサスという異世界
- 汗臭い女っ気ゼロの男泣き映画
- シブいぜ、ウマいぜ、スゴいぜ監督!
- まとめ