「パッセンジャー」、巷で噂の宇宙タイタニックをレビュー
「パッセンジャー」、早速見てきました。別に寝不足だったわけでもないのに前半少しウトウトしてしまいました。この壮大なスペースメロドラマ、またの名をスペース「タイタニック」を、ネタバレ無しでご紹介します。
広大な宇宙で孤独に生きる映画といえば、マット・デイモンが火星でDASH島をやってた「オデッセイ」が思い出されます。「オデッセイ」は自分vs自然(宇宙空間)という対立軸があったわけですが、これから当記事で紹介する「パッセンジャー」は自分vsテクノロジーという側面が垣間見られる映画です。
目次
- あらすじ
- Staff&Cast
- 努力の跡は見られるが、それでも退屈な前半
- 「オデッセイ」との相違点
- 機械は融通が効かない!
- 壮大なテーマ性あり?
- まとめ
「キングコング 髑髏島の巨神」前に復習しておきたい「地獄の黙示録」
いよいよ今週末に公開を控えた「キングコング 髑髏島の巨神」。ゴジラと肩を並べる怪獣界の大物スター、キングコングは日本人にはやや馴染みの薄い部分もあるでしょう。しかし今後立て続けに公開されるレジェンダリーモンスターバースがある以上、「髑髏島の巨神」を見ない手はありません。
そこで当記事は、「髑髏島の巨神」をより理解するための予備知識として、「髑髏島の巨神」がオマージュを捧げた「地獄の黙示録」についての解説を行います。
もちろん時間がある方は「地獄の黙示録」を見返していてもいいのですが、「地獄の黙示録」は特別完全版では3時間20分ほどある長尺映画で、映画としてのクオリティこそ高いものの、後半はかなりダレてきて見るのが辛くなる映画でもあります。
3時間越えの「地獄の黙示録」を見る気力、時間の無い方はぜひこの記事で内容をおさらいしてください。
激シブの境地
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続きを読む【トレンドブログからの脱出】ワンテーマ特化型ブログのススメ
どうも、ご無沙汰してます。もゆるです。忙しくて数日間ブログをお休みしていましたが、復活です。今後の更新頻度については、週4~5回程度を維持できればなと考えています。更新頻度は若干下がりますが、熱量は上げていきますので、今後ともどうぞ“ほぼ”デイリーシネマをよろしくお願いします。
さて、本題に移りましょう。
私のブログは今年1月頭に開設され、当初はさまざまなエンタメコンテンツや時事問題について幅広く語るトレンドブログとして運営されていました(ちなみに第一回の記事は映画)。
しかし、トレンドブログというのは何でも書けるからこそ何を書けばいいのかが不明瞭です。結果私は数日でネタ切れに追い込まれ、あやうくブログを3日坊主同然で終わらせるところでした。
私のトレンドブログが「ネタが無いから終了」とならなかったのは、ひとえに映画という一つのテーマに絞った特化型ブログに舵を切ったからです。ブログの方針変更当時は、私自身「映画だけでブログ書いてたらすぐネタ切れになるんじゃない?」と危惧していたのですが、蓋を開けてみればワンテーマ特化型ブログは、とにかくネタが見つけやすいや、書きやすいやでいいことづくめ。
はてなブログではトレンドブログを運営されている方も数多くいらっしゃるでしょうが、この記事ではそんな方々、これからブログを始めたいという方に向けて、私が気づいた特化型ブログのメリットをまとめます。
※この記事における定義
トレンドブログ→流行の話題について書く、浅く広いタイプのブログ
特化型ブログ→何か一つのジャンルに絞り書く、深く狭いタイプのブログ
目次
- メリットその1.「書くネタを決めやすい」
- メリットその2.「専門知識がつく」
- メリット3.「趣味の延長だからこそ楽しい!」
- まとめ
吹き替えで見たい、いや聴きたい!映画3選
あなたは字幕派?吹き替え派?
字幕か、吹き替えか、洋画を見るとき私たちは常にこの二択を突きつけられます。
まずは原型に近いバージョンを見たいので、私自身は基本的に初見の映画は字幕で見るようにしています。
しかし、そんな私にも「この映画を見るときは必ず吹き替え」という作品があります。
この記事では私がドハマりしてBGVにしている、吹き替えがサイコーの映画3つを紹介します(ちなみに全作品現在Netflixで鑑賞可能!)。
※吹き替えはDVDのバージョンなどにより異なる場合がありますが、今回の記事ではNetflixで配信されている吹き替え版を参照しました。
目次
- あなたは字幕派?吹き替え派?
- 「フィフス・エレメント」
- 「パルプ・フィクション」
- 「ファイト・クラブ」
- まとめ
私が映画をケナさない4つの理由
さて、いまさらながら菊地成孔さんのラ・ラ・ランド評を拝読しました(長文だったのでななめ読みではありますが)。
菊地さんの評論は辛口ながらも的を得ていますし、褒めるべきところは褒めています。そして何よりジャズの専門知識を生かした楽曲についての言及は、菊地さんならではの語り口で、記事としてとてもバリューの高いものでした。
ただ、やはり気になったのは厳しすぎる意見。
私は映画のレビューを書く際、意識して肯定的な意見を書くようにしています。しかしこれは「つまらない映画を嘘をついておもしろい映画だと書いている」のとはワケが違います。
この記事では何故私が映画を貶さず褒めるのか、その理由を書いていきます。
目次
- 理由1.そもそも自分が楽しめなさそうな映画は見ない
- 理由2.映画の面白さは見る側の視点次第で変わる
- 理由3.製作者と映画業界への配慮とリスペクト
- 理由4.映画のお仕事が欲しい
- まとめ
【ネタバレあり】「哭声 コクソン」のテーマは「信じる」こと?
「コクソン」は非常に難解な映画で、正解と言える解釈がない映画です。そしてこの記事で述べるのはあくまで私の見方で分析された「コクソン」です。
しかし、私の解釈が読者のみなさんが自分なりの映画の読み方を持つ手がかりになれば幸いです。
目次
- 大前提…「コクソン」は観客を「惑わせる」映画である
- 筆者が読み取った「信じる」というテーマ
- 謎の男はキリストか悪魔か?
- ムミョンはなぜ主人公を殺さなかったか
- まとめ
- さいごに