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”ほぼ”デイリーシネマ

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バリバリの財布はモテないからやめよう『ラブ・アゲイン』感想

ネタバレなし レビュー

『ラ・ラ・ランド』主演コンビ出演のラブコメディ

本日も昨日に引き続き、『ラ・ラ・ランド』主演男優のライアン・ゴズリングが登場する映画を紹介しましょう。

この記事で紹介するのは、エマ・ストーンも出演する『ラブ・アゲイン』。タイトルは原題の「Crazy, Stupid,Love」のほうがしっくりくるんだけどな……

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あらすじ

冴えない中年男キャルはある日、妻から「同僚と寝た」と報告され離婚を言い渡される。

失意に暮れバーで飲んだくれるキャル。彼がバーで出会った遊び人のジェイコブは、キャルをモテる男に改造してくれると言うが……

コメディとしての完成度の高さ

この映画は恋愛とコメディ両方の要素が入っているラブコメディで、もうコメディの部分がたまらなく可笑しい。

キャス(スティーブ・カレル)とジェイコブ(ライアン・ゴズリング)の絡みから、キャスの息子が起こす問題行動、不倫やらで発生した軋轢によるドタバタ、ブラックジョークのようなエッセンスも大いに含まれていて最高です。

入り組んだ恋愛関係を巡るドラマ

上のあらすじで書いた限りでは、シンプルな脚本に思えるかもしれませんが、映画の内容は込み入っていて複雑です。ここで言う「複雑」という言葉の意味は、「理解するのが難しい」という意味ではありません。脚本自体は非常に整理されていて、すっと頭に入ってきます。

複雑なのは登場人物たちの人間関係なんですね。主人公のキャルには当然子供がいます。で、普段は近所の女子高生に子守(といっても子供は13才なのですが)をしてもらっている。

この主人公の息子と子守の女の子の関係が特に「複雑」で、息子は子守の女の子が好きで、子守の女の子はなんと40代の主人公に恋をしています。

それだけでもかなりややこしい恋愛模様ですが、映画が進めばさらにキャルたちの恋は絡み合い、こんがらがっていきます。ラスト20分はまさしく怒涛の展開で爆笑必死ですよ。

モテない男にこそ見てほしい

ボンクラのシネフィルとしましては、フィルがジェイコブに言われる「いい年してポロシャツにスニーカーはやめろ! サイズが合った服を着ろ!」という台詞が他人事には聞こえません(さすがにバリバリの財布は持っていないけど)。

ラブ・アゲイン』には主人公と主人公の息子という二人の非モテ男性が出てきますが、もう彼らに感情移入しまくりです。映画中で始終子守に好意を伝えては玉砕する息子を見ていると、「ああ! 映画は面白いのにこれ以上見たくない!」と叫びたくなりますね。

ライアン・ゴズリングエマ・ストーンの見事なカップルっぷり

『ラ・ラ・ランド』でもカップルを演じる二人は、今作でも美男美女同士でイチャつきます。

ジェイコブはイケメンでマッチョ、そのうえ大金持ちという完璧超人で、他の役者が演じたらもう「リア充は〇ね」とか「〇ンコもげろ」とか嫉妬でボロカスに言われそうですが、ライアン・ゴズリングの持つ憎めなさのおかげでラブシーン(結構長尺)も気持ちよく見られます。

あとゴズリングがエマを頭の上ぐらいまで持ち上げて、エマが持ち上げられたまま足を地面に水平にピーンと伸ばすという場面があり、さすが役者しっかり鍛えてるんだなと思い知らされました。『ラ・ラ・ランド』の予告でキレッキレのダンスを披露するだけありますね。

 

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※どうでもいいのですが、”ass hole”(アスホール)を字幕で「アホ」と訳すのって略語にしたみたいで面白いですね。