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”ほぼ”デイリーシネマ

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ジェシー・アイゼンバーグ主演のアホ映画『ピザボーイ 史上最凶のご注文』

先日鑑賞した『バットマンvsスーパーマン』のジェシー・アイゼンバーグがかなり名演だったので、彼の過去の出演作品を見てみました。

『ピザボーイ 史上最凶のご注文』

満足度              ★★★☆☆

ピザよりもバーガーが食べたくなる度★★★★☆

アホなアメリカ人度        ★★★★★

新進気鋭の若手俳優、ジェシー・アイゼンバーグ

最近かなり有名になってきたジェシーですが、キャリア自体はそこまで長くありません。『ソーシャル・ネットワーク』でfacebook創設者を演じて大ウケしたのが2010年で、そこから彼は一気に名が売れていきました。捲し立てるような早口が特徴のジェシーにとって、コミュ障オタクの役は完全にハマリ役でした。

バットマンvsスーパーマン』に『グランドイリュージョン2』と、ヒット作に続けて出演した2016年はジェシーにとって飛躍の年だったと言えるでしょう。

コメディ+クライムサスペンス=『ピザボーイ 史上最凶のご注文』

『ピザボーイ 史上最凶のご注文』(原題は『30 Minutes or Less』)はルーベン・フライシャー監督のコメディ映画です。ルーベン監督はジェシーが売れるきっかけになった『ゾンビランド』の監督でもあります。

映画のあらすじは、「ピザ配達員のニック(ジェシー・アイゼンバーグ)が、悪い二人組に脅されて銀行強盗をさせられる」というお話。

映画全体はコメディ調で大いに笑えますが、銀行強盗やクライマックスのシーンではクライムサスペンス的な演出がなされているのが特徴的。息を飲むようなサスペンスシーンは適度な緊張をもたらし、ギャグをより快活にする役割をはたします。この映画におけるサスペンスはいわば「スイカにかける塩」なんです。

ピザ屋のバイトが後に大物マジシャンに…

この映画ではジェシーが10万ドルを銀行から強奪しますが、ジェシー・アイゼンバーグが盗みをはたらく映画といえば、『グランド・イリュージョン』が連想してしまいます。『ピザボーイ』は『グランド・イリュージョン』の3年前の作品、おもちゃの拳銃で銀行強盗をした3年後に、人間離れしたトリックで世紀の大泥棒になるとは色んな意味で大出世ですね。

感想

斬新な面白さがあったわけではありませんが、とにかくテンポよく進むストーリーのおかげで退屈せずに鑑賞できました。日本版タイトルから漂うクソ映画B級映画感ほどチープな作りではなく、意外にもウェルメイドな作品だったのが驚きです。

Netflixで見られるのでよかったらご鑑賞ください(ちなみにエンドロール後のおまけ映像が最高なので見逃さないよう注意)。