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”ほぼ”デイリーシネマ

レビューなのか批評なのか、はたまたただの駄文なのか。はてブ、読者登録、twitterフォローなどされると泣いて喜びます。

キンコン西野は電子図書館の夢を見るか 

はたして全てのモノが『お金』を介さないといけないのでしょうか

http://lineblog.me/nishino/archives/9256089.html

 

自身が制作した絵本『えんとつ町のプぺル』をweb上で無料公開したところ、キンコン西野さんがまたしても炎上しました。

今回の火種は? 

発言するたびに燃えている印象の強い西野さんですが、この炎上の原因はやはり「お金を稼ぐ人を敵に回した」ことに尽きるでしょう。

「なんで、人間が幸せになる為に発明した『お金』に、支配され、格差が生まれてんの?」と思いました。

そして、『お金』にペースを握られていることが当たり前になっていることに猛烈な気持ち悪さを覚えました。

「お金が無い人には見せませーん」ってナンダ?

糞ダセー。


……いや、モノによっては、そういうモノがあってもいいのかもしれません(←ここ大事!ニュースになると切り取られる部分ね)。

 

資本主義社会を生きる人はほぼ全員、西野さんが言うところの『お金』にペースを握られている人間です。それを西野さんは、「猛烈な気持ち悪さ」だとか「糞ダセー」などという厳しめの言葉で否定しました。ただでさえ働きづめで疲れている社会人が金持ちの西野さんにここまで言われたら、バッシングしたくなる気持ちもわかります。

また作品を売って食い扶持にしているクリエイターにとってはより大きな問題です。無料化の流れが出来てしまえばクリエイターとして金を稼ぐ道が途絶えてしまいますから。ツイッターで漫画家の皆さんが怒りのツイートをしているのも頷けます。

 

絵本の無料化自体には賛同できる

 

絵本は高すぎます、子供が手に取る物の値段とは思えません。新品で買えば1000円くらいは当たり前です(絵本がボッタくりと言いたい訳ではありません)。親が買い与えるにしたってそう気軽に何冊も買える値段ではない。

絵本を情操教育の一環として考えるのなら、絵本はすべての子供が平等に読めて然るべきでしょう。その点では西野さんの行った絵本の無料公開には賛同できます。

本を無料で公開するというサービスは既に図書館で行われていますが、電子書籍図書館があってもいいはずです。

電子図書館youtube化するべき

絵本を無料公開したってアフィリエイトを使えば、製作者は作品の対価を受け取れます。

今回の炎上で問題だったのはおそらく、「金儲けはダメ」というスタンス。無料化の目的は絵本を買えない人にも絵本を見てもらうことなので、マネタイズすること自体は何ら悪くありません。

広告を入れてスポンサーから報酬を受け取り、コンテンツ自体は無料で公開する。このビジネスモデルはご存知の通りyoutubeやテレビのやっているものと全く同じです。

書籍の無料公開や電子図書館というシステムを成立させるには、著作権問題がつきまといます。ですが無料公開でも広告料が入るとなれば乗り気になる作家は出てくるでしょう。

 

結局資本主義社会で人を幸せにするのはお金です。大切なのはお金を使わなくてすむ方法を考えることではなく、どういうお金の流れにすればより多くの人が幸せになるか、ではないでしょうか

もう少し書きたい事がありますが今日はここまで。続きはまた今週中に。