“ほぼ”デイリーシネマ

レビューなのか批評なのか、はたまたただの駄文なのか。はてブ、読者登録、twitterフォローなどされると泣いて喜びます。

「最後の追跡」は西部劇初心者にこそ見てほしい激シブ映画だ!

地平線まで続く何もない荒野。さびれた町、照りつける太陽。そして保安官とインディアン。古典的ジャンルである西部劇を、どこまでもプリミティブな形で現代に蘇らせた傑作、それが「最後の追跡」だ。 Netflixオリジナルコンテンツが4作品もノミネートされた…

いまさら見たぞこの映画「L.A.コンフィデンシャル」

タイトル通り、本当に今更なのですが「L.A.コンフィデンシャル」を見ました。 まあ今見ると、ラッセル・クロウの痩せっぷりが一番のみどころですよ。本当に。 「ナイスガイズ!」鑑賞後にこちらを見たらもう涙が止まりません、時の流れとはここまで残酷なの…

ポスト・トゥルース時代のアカデミー賞と「ホワイト・ヘルメット」の感想

波乱の第89回アカデミー賞 89回アカデミー賞作品賞は、異例の「オスカー像渡し間違い」というハプニングの末、黒人少年の成長物語「ムーンライト」が受賞しました。作品賞は「ラ・ラ・ランド」濃厚かと思われている中での大逆転は、白人中心のオスカーに一石…

劇場版SAOから考える「なぜSAOがここまで愛されたのか?」

「ソードアートオンライン オーディナルスケール」を見てきました ※この記事には映画のネタバレが含まれています SAO劇場版、見に行く予定は無かったのですが、知人に誘われたので鑑賞してきました。SAOシリーズは一応アニメは一通り見て原作も数冊読んだ程…

映画評を書く人に読ませたい小説とか、最近読んだ本とかの話

みなさん、こんにちは。 今日はいつもと趣向を変えて、映画以外のコンテンツをいくつか紹介したいと思います。 『花ざかりの森・憂国』三島由紀夫 かの大作家三島由紀夫の短編集です。 三島の作品が素晴らしいのは僕が言うまでもないのですが、この中の『女…

「ラ・ラ・ランド」ラストシーンについての解釈を語る

夢を叶えるのに必要な代償とは? アカデミー賞作品賞は、ほぼ間違いなしかと評判の「ラ・ラ・ランド」。 公開初日の朝から見てまいりました。ひとことで感想を述べるなら、大満足としか言えません。オープニングからエンドロールまでとにかくカラフルで、ロ…

「ラ・ラ・ランド」前に絶対見ておきたい「セッション(Whiplash)」

「次のチャーリー・パーカーは何があっても挫折しない」 アカデミー賞ノミネート史上最多タイの「ラ・ラ・ランド」がいよいよ明日から日本でも公開されます。 若手監督のデイミアン・チャゼルは(自主製作を除けば)「ラ・ラ・ランド」以前には一本しか映画…

映画に学ぶモテ術、その1「折れない心」

世に流通している映画のほとんどは恋愛を扱っています。おそらく古今東西の映画を「恋愛あり」と「なし」に分類したら「あり」の方が多いのではないでしょうか。 映画をたくさん見る、ということは「ラブストーリーをたくさん見る」こととほぼ同義と言っても…

1978年のライアン・ゴズリング『ナイスガイズ!』感想

弾丸とFワード飛び交うサスペンスコメディ 三、四十年前の娯楽映画は、今見るとかなりチープではありますが、独特のノリとポップさが名状しがたい空気感を形成していて、昨今の大作映画にはない良さがあります。 ライアン・ゴズリング、ラッセル・クロウ主演…

安定と愛を天秤にかけたら『きみに読む物語』

人生を変える選択と、その葛藤 ※ネタバレあり ライアン・ゴズリング特集の第4弾は『きみに読む物語』。今作は彼の名が売れるきっかけとなった映画で、認知症の妻を愛し続ける夫の愛が描かれています ですがこの記事ではあえて認知症絡みの本筋は置いておいて…

『10 クローバーフィールド・レーン』と核シェルターの話

変なおっさんと一緒に核シェルターで暮らすのと、死ぬの、どちらか片方を選べと言われたらどうしよう。『10 クローバーフィールド・レーン』ってそんな映画です。

『ラ・ラ・ランド』前に見ておきたいライアン・ゴズリング出演作品まとめ

アカデミー賞大本命で、日本でも2/24から公開される『ラ・ラ・ランド』。 その主演男優であるライアン・ゴズリングの過去の出演作品をまとめます。

『ブルーバレンタイン』は本当にバッドエンド映画なのか?

※ネタバレあり 彼女と見たくない映画ベスト1 ライアン・ゴズリング特集その4、 今回取り上げるのは鬱映画として名高い『ブルーバレンタイン』。 過去と現在、2つの時間軸

無鉄砲すぎる漢たちの物語『L.A. ギャング ストーリー』感想

仁義なきギャングに立ち向かうのは、6人の漢 『ラ・ラ・ランド』に向けてライアン・ゴズリングの過去作をチェックしていくシリーズ第三弾、今回紹介する映画は『L.A. ギャング ストーリー』。 ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンがイチャついて、ロサンゼ…

バリバリの財布はモテないからやめよう『ラブ・アゲイン』感想

『ラ・ラ・ランド』主演コンビ出演のラブコメディ 本日も昨日に引き続き、『ラ・ラ・ランド』主演男優のライアン・ゴズリングが登場する映画を紹介しましょう。 この記事で紹介するのは、エマ・ストーンも出演する『ラブ・アゲイン』。タイトルは原題の「Cra…

全然予告と違うじゃん!!『マネー・ショート華麗なる大逆転』感想

今月24日、いよいよ『ラ・ラ・ランド』が日本で公開されます。楽しみで楽しみで24日まで待ちきれないので、主演のライアン・ゴズリングの過去出演作品を片っ端から見てみることにしました。この記事で紹介する映画は『マネー・ショート華麗なる大逆転』。 予…

『イミテーション・ゲーム』はローグ・ワンなのかもしれない

Netflixに追加されていたので『イミテーション・ゲーム』を見ました(プライムビデオにもあるみたいですよ)。 カンバーバッチやマーク・ストロングを筆頭とした実力派英国俳優の演技から緻密に構成された脚本までとにかくウェルメイドな出来の映画で、エニ…

『ヘルタースケルター』と『ネオン・デーモン』で美容整形を考える

※この記事では映画のラストシーンにまで言及するネタバレがあります。 今年一月、ものまねメイクで有名なざわちんさんがtwitterで「鼻を整形したい」という旨のツイートをしたところ、ざわちんさんのtwitterが炎上するという事件が起きました。 AKBやNMBなど…

だらだら映画日記『ヘルタースケルター』

数日前に鑑賞した『ネオン・デーモン』が美をテーマとした作品だったため、類似したテーマを扱う沢尻エリカ主演の邦画『ヘルタースケルター』を観ました。 沢尻エリカ 映画 ヘルタースケルター TVCM

女子トイレを要チェック!な映画『ネオン・デーモン』紹介編

※この記事に直接的なネタバレはありません 1/13公開の『ネオン・デーモン』、だいぶ遅れましたが鑑賞してきました。公開館数が少なかったため、わざわざ県境をまたいで大阪まで足を運んだのですが、元が取れたどころか大儲けクラスのいい映画でした。

近未来社畜映画『ゼロの未来』感想編

※この記事にはネタバレが含まれています。 ネタバレなしの紹介編はこちら 『ゼロの未来』感想 テリー・ギリアム監督作品はいつも万人向けとは言えない内容ですが、『ゼロの未来』は個人的にはドはまり映画でした。鑑賞後、監督やキャスト、スタッフの皆さん…

近未来社畜映画『ゼロの未来』紹介編

※当記事はネタバレなしの紹介編と、ネタバレありの感想編に分かれています。紹介編のこの記事にはネタバレは含まれていません。 テリー・ギリアム監督作品『ゼロの未来』 ギリアム監督といえば、ドラッギーかつ幻想的な映像を用いて近未来のディストピア社会…

【レビュー】『ドライヴ』疾走する純愛

犯罪映画は映画の花形。現実世界ではおよそ巡り会えないバイオレンスな出来事の連続を目の当たりにできるのは、クライムサスペンスの専売特許です。 今回取り上げる作品はクライムサスペンスの傑作『ドライヴ』。現在上映中の『ネオン・デーモン』の監督であ…

なぜマーベルはDCに負けないのか?『ドクター・ストレンジ』レビュー

※この記事では映画の内容に言及していますが、極端なネタバレは控えています。 1/27から日本での公開が始まり、週末興行成績1位という好スタートを切った『ドクター・ストレンジ』。鑑賞しましたのでレビューを書きました。

ジェシー・アイゼンバーグ主演のアホ映画『ピザボーイ 史上最凶のご注文』

先日鑑賞した『バットマンvsスーパーマン』のジェシー・アイゼンバーグがかなり名演だったので、彼の過去の出演作品を見てみました。 『ピザボーイ 史上最凶のご注文』 満足度 ★★★☆☆ ピザよりもバーガーが食べたくなる度★★★★☆ アホなアメリカ人度 ★★★★★ ピザ…

ブログの方向性について

こんにちは、もゆるです。 ブログを始めてから三週間ほど経過しました。現状クリックされている記事がほとんど映画関係なので、ブログのエントリを映画一本に絞ることに決めました。

『バットマンvsスーパーマン』はどこが「トホホ…」だったのか

今月21日映画秘宝3月号が発売され、誌面で映画秘宝ベスト&トホホ10が発表されました。 ベストのほうは1位シン・ゴジラ2位この世界の片隅に3位デッドプールと予想の範囲内だったのですが、面白かったのはトホホの方。1位バットマンvsスーパーマン(以下BvS)…

日本人だからこそ見たい『沈黙-サイレンス-』

遠藤周作の同名小説をマーティン・スコセッシが映画化した『沈黙-サイレンス』。行方不明の師匠を探し、キリスト教を根付かせるために禁教令下の日本に渡航した司祭の物語です。原作も読んだ上で鑑賞してきました。感想をざっくりまとめます!

キンコン西野は電子図書館の夢を見るか 

はたして全てのモノが『お金』を介さないといけないのでしょうか http://lineblog.me/nishino/archives/9256089.html 自身が制作した絵本『えんとつ町のプぺル』をweb上で無料公開したところ、キンコン西野さんがまたしても炎上しました。 今回の火種は? 発…

アンインストールできない人に提案したい。「ソシャゲのやめ方」

グラブルがやめられません ゲーム内容自体は同じことの繰り返しなんですが、気軽にできるのでついpcで映画なんか見ながらポチポチやってしまいがちです。ソシャゲってやっている間は楽しいのですが、終わってみると時間の無駄感がすごいですよね。実際一日2…

オリジナル版未見の人にこそ勧めたい モノクロ版『マッドマックス 怒りのデスロード』

今日紹介する映画は『マッドマックス 怒りのデスロード<ブラック&クローム>エディション』。今作はオリジナルのフィルムをモノクロにリマスターしたバージョンとなっています。監督ジョージ・ミラーも「このバージョンが一番好き」とお墨付き。 オリジナ…

現代文学としての『東京タラレバ娘』

テレビドラマ第1話の放送を1/18(水)に控えた『東京タラレバ娘』。結婚できないアラサー女三人組の波乱万丈な恋愛を描いた原作漫画は、累計発行部数260万越えの人気作品です。 少女マンガはめったに読まない僕ですが、タラレバ娘は夢中になって読みました。…

なぜ「君の名は。」はキネマ旬報ベスト・テンを逃したのか?

※この記事は独断と偏見で書かれています 毎年恒例のキネマ旬報ベスト・テンが公開されました。今年は「この世界の片隅に」が邦画部門で1位を獲得。キネマ旬報ベスト・テンは歴史ある映画賞で、その結果は毎年ニュースで取り上げられるほど信用があります。 1…

FF15と『スタンド・バイ・ミー』の話

年末年始の休みはFF15とFF7に明け暮れてました。FFなんて久しぶりだったからなかなか有意義な時間を過ごせましたね。 ファイナルファンタジー XV 初回生産特典 武器「正宗/FINAL FANTASY XVオリジナルモデル」アイテムコード同梱 - PS4 出版社/メーカー: ス…

ブログを始めたという話

みなさん明けましておめでとうございます、ブログはじめました。 映画なり本なり自分が触れたコンテンツについてぼちぼち書いてみます。 「ブログはじめました」記事に興味ある人いないと思うのでここらへんにしときますね。 さいなら!